NANJCOIN情報

【NANJ】送金手数料の計算方法と目安【ETH】

投稿日:

はじめに

NANJCOIN等のEthereumベーストークンやEther(ETH)を送金する際には、送金手数料としてETHが必要になります。

7月初めに送金手数料が高騰したことで改めて手数料の存在を意識した人も多いと思います。

この記事では、送金手数料の計算方法と目安についてまとめます。

送金手数料の計算方法

EthereumベーストークンやETHの送金手数料は次のように計算できます。

送金手数料(トランザクションの実行に必要な手数料)
= Gas × GasPrice
= 消費するGasの量 × 1Gas当たりの価格(Gwei/Gas)

GasとGasPrice

Ethereumでは、トランザクション実行時の手数料を「消費するGasの量」と「1Gas当たりの価格(GasPrice)」で決定します。

ETHやトークンの送金などEthereumネットワーク上で何らかの処理を行う際には、まず送信者がトランザクションを発行します。そのトランザクションはマイナーによって承認されることでEthereumブロックチェーンに記録されます。マイナーは、マイニングを行いトランザクションを承認することで、報酬としてトランザクション手数料を得ることができます。

ETHやトークンの送金も1つのトランザクションとして実行されるため、送信者はトランザクション手数料(=送金手数料)をマイナーに支払う必要があります。

このとき、消費するGasの量はトランザクション実行時の計算量によって決まります。送信者が自由に変更することはできません。

一方で、GasPriceは送信者が自由に設定することができます。ただし、マイナーの多くはGasPriceが高く設定されたより多くの手数料報酬を得られるトランザクションから優先して処理を行います。そのため、GasPriceを相場より低く設定するとトランザクションの承認により長い時間が掛かります。

GasPriceが高い → 手数料が高い、承認が素早く行われる
GasPriceが低い → 手数料が安い、承認に時間が掛かる

トランザクション手数料の計算はガソリンで動く機械に例えると分かりやすいです。

機械の動作に必要な費用
= 動作に必要なガソリン(L) × 1L当たりの価格(円/L)
= 30 L × 120 円/L
= 3600円

これと同様に考えると、

送金手数料(トランザクションの実行に必要な手数料)
= Gas × GasPrice
= 消費するGasの量 × 1Gas当たりの価格(Gwei/Gas)
= 21000 Gas × 20 Gwei/Gas
= 420000 Gwei
= 0.00042 ETH

GasPriceの単位としてはGweiがよく使われます。
weiはETHの最小単位で、BTCの最小単位であるsatoshiのようなものです。
G(ギガ)は10の9乗を表す記号です。

1 wei = 10^(-18) ETH = 0.000000000000000001 ETH
1 Gwei = 10^(-9) ETH = 0.000000001 ETH

ETHの単位換算にはこちらのページが便利です。
https://www.myetherwallet.com/helpers.html

送金手数料の目安

ETHの送金には21000Gas程度が必要となります。
Ethereumベーストークンの場合、トークン毎に必要となるGasの量が異なります。
例えば、NANJCOINの送金には43000Gas~58000Gas程度が必要です。

送金手数料の目安(GasPrice = y Gwei の場合)

ETH:21000y Gwei = 0.000021y ETH
NANJCOIN:43000y~58000y Gwei = 0.000043y~0.000058y ETH

GasLimitとは?

トランザクションを発行する際に、送信者は GasLimitとGasPriceを設定します。

GasLimitとは、トランザクション実行時に支払うGasの最大値です。GasLimit×GasPriceの値がトランザクション実行時に掛かる可能性のある最大手数料となります。

GasLimitを設定することで、バグがあるプログラムが実行され続けて手持ちのETHが手数料として全て消費される事態を防ぐことができます。

適切なGasLimitを設定してトランザクションが実行された場合、(GasLimit - 消費Gas)分の余ったGasは送信者に返却されます。同じ処理であれば、GasLimitを高く設定しても掛かる手数料は変わりません。

一方でGasLimitが必要なGas量以下に設定されている場合、途中でガス欠状態となりトランザクションの実行が中止されます。このとき、既に消費されたGasLimit×GasPrice分のトランザクション手数料は返却されないことに注意しましょう。

GasLimitの値は、ウォレット等で自動入力される値を利用するか、それより少し大きめの値を設定するようにしましょう。

推奨値は次の通りです。

ETHの送金 → 21000 Gas 以上

NANJCOINの送金 → 60000 Gas 以上

最適なGasPriceの設定方法

既に述べたように、送金手数料は次の式で決まります。

送金手数料(トランザクションの実行に必要な手数料)
= Gas × GasPrice
= 消費するGasの量 × 1Gas当たりの価格(Gwei/Gas)

消費するGasの量は実行する処理内容で決まります。送信者が設定するのはGasLimitとGasPriceの2つの値です。

Ethereumネットワークの混雑具合によって適切なGasPriceの値は常に変動しています。

以下のサイトを参考にして最適なGasPriceを設定することをおすすめします!

ETH Gas Station

Gas Price Oracle - etherchain.org

試しに1つ目のサイトにアクセスして「Recommended Gas Prices」欄を見てみましょう。

急ぎでない送金 → SafeLow
平均的な時間での送金 → Standard
迅速な送金 → Fast

これらの値を目安にしてGasPriceを設定しましょう。今までより手数料を節約できるかもしれません。

また、送る数量は送金手数料にあまり影響を与えません。1NANJと100000NANJ、1ETHと100ETHと送る量に違いがあっても消費するGasの量はあまり変わりません。一度にまとめて送ることで送金手数料を節約できます。

最後に

この記事を通して送金手数料の仕組みや計算方法、目安等について理解を深めることができたと思います。

ただ、NANJCOINの送金のためだけにETHを用意するのは面倒であり、ウォレット保管の大きなハードルになり得ます。

このハードルを取り払うべく、送金手数料のNANJ払いを実現するSDK・公式ウォレットアプリを鋭意開発中です。送金手数料をNANJで支払うことができ、ユーザーはETH、GasPrice、GasLimit等について考える必要が無くなります。乞うご期待!

-NANJCOIN情報

Copyright© NANJCOIN OFFICIAL BLOG , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.